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2014年2月21日金曜日

海の向こうが気になる深夜!

 
こんにちは!
寝不足の方が多いのではないでしょうか。
オリンピックも、あと少しです。
わたしも最初から最後まで、特にフィギュアのまおちゃんジャンプの連続の所は胸がキュっとなりました。
皆さん色々な思いがありますよね。
今回の開催地はロシアのソチと言うことでTVでもロシア特集を見かけます。
でも今までロシアの情報ってなんだか少なくて馴染みは少なかったです。
時は少し遡り私は8月に1ヶ月間ロシアでオーケストラに参加していました。
観光でもビザが必要なのでフランスから帰国した当日に大使館を訪れ招待状を持ってビザの申請をして、出発の前日に受けとったのですが、その間3日間。
なんとも強行突破スケジュールで入国。
すぐにロストバゲージするも、次の日の夕方に無事に届きましたが、
大した荷物はなく、なんと1ヶ月のホテル滞在と言うのに私の荷物は6キロ。(因みに皆、精一杯の23kgを持っている)あまりのミニマムパッキングに皆、あんた嘘でしょ?(°_°)の顔でした…笑
それでも少しの日本土産など入っていたのよ。
そんな何も考えていない私も、あんなに小さな空港に着いたのは初めてで、セキュリティや機械には少し不安…
街も郊外は少し危なそうでしたが、特に危険な目にはあっていません!
先ず言葉なんて、何一つ知らなくて、ありがとう!と、こんにちは、が精一杯でした。。。笑
あと、ダー(ハイ)ニエット(いいえ)くらい。。。
でも小節番号のお陰で当時は数字も少し覚えたけど、もう忘れた。。。
 
外国に行くと、習慣とか文化とか言葉とか本当に面白くて旅は大好きです。
なんで、ロシア?って言われるた事もありましたが
ロシア音楽は本当に壮大で大好きな作曲家が私は沢山います。
あの地で、演奏が出来て本当に良かった。
人は、とてもシャイな印象。
もっと、クールで怖いって思ってたけど、皆とても優しかった。
時間が少し経つと積極的に話しに来てくれて。その中で彼らの習慣や癖が本当に興味深く、やはり音楽から音楽が生まれるのではないんだと実感(痛感)も出来た時間でした。
 
わたしが訪れたのはトリアッチという工業地帯で、空気は少し悪かったけど
連日コンサートは満員で、皆お洒落をして聞きに来てくれました。
3週間トレーニングやリハーサルを重ね、4日間に渡る公演は、
プログラムも様々で集中的に沢山の曲目を勉強し続ける日々は過酷でしたが、
本当に充実した日々でした。合間をぬって木管五重奏を組み、ニールセンも吹かせてもらったり
新曲にも挑んできました。
毎日、朝から夜中まで練習する日々で24時を回ってもコンサートホールでは、音が鳴っていました。
ロシアといえど、夏は本当に暑く、湿度もあり、練習後はバルコニーに椅子を運び、
ビールをグイッと飲む瞬間は幸せでした。。。♪
ロシア人に交じってしっかりウォッカで乾杯!なんて夜もありました。
 
なんとオフは、たったの1日だけ。
その時、湖に出かけたのですが、船に乗るのは初めてという子達が多くて驚きました。
よく考えてみれば、あんなに大きな大陸。海を見ようものなら端っこまで行かねばならないのです。
なるほど!!!海のきらめきより、大地や空の広さが似合う音楽の背景が少し見えた気がしたのでした。
 
 
水が黒い理由は、塩分が濃いという子もいれば、深いんだよ、と言う子もいて、、、
ちょっとどれが本当かは謎のまま。。。
左の子はミーシャ君。上手なオーボエ吹きです。
とっても仲良くなって今でも、よく近況を知らせてくれますが、
彼はソチのクロージングでオーケストラ団員として演奏するそう!
そんな知らせやオリンピックの盛り上がりに勇気をもらい刺激も受け、これを機に長くなっちゃったけど少し今日はロシアを振り返りました!!!

それでは!
 

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