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2021年10月5日火曜日

オペレッタ終演

日曜日、オペレッタの二回公演が終演。
この日は、母と夫に娘をバトンタッチで預ける段取りだったので夫に早く出勤してもらう為、
4時起きで朝食と弁当を準備した勢いで夕飯も仕込み、1時間ほど仮眠を取ってから準備。
そこから、少し筋膜リリースをして軽くストレッチしておきました。
緊張しているけど色々と家の片付けもしてるのである意味分散されていて良かった。

現場に入ってからは、音出し。
コンサートホールとは少し違うのでマイクがあって、調整して頂きました。

やっぱり100回の練習より1回の本番と言うけど、感じることが多すぎたので忘れないうちにメモしました。
今回の編成は元の譜面からリメイクされ小さなアンサンブルになっているものなので、
オリジナルのピースやオーケストラで担当するものと違い、響かせにくさや、聴かせにくい部分が多いにあります。技量があれば・・と痛感しました。
もっと大きくとりたいフレーズ・・
私の楽器はとにかく息が十分にないと応えてくれないのです。

ただ、緊張もすごかったけど温かい現場にすごく救われました。
今回は楽屋が歌の方とも同じでわきあいあいとしており、台詞の覚え方からアドリブの掛け合いまで本当にありがたいお話をたくさん聞かせて頂いたり、もう皆さんの会話そのものがオペラ、いやオペレッタで・・
そしてギリギリまで良いものを作ろうと、こうしよう、ああしよう、と言う打ち合わせ。
その雰囲気にグッと来ました。
そして、本番の浜渦先生のお話しで歴史や背景を知り、作品に込める皆様の愛情が温かくて。

リハーサルやGPのギリギリまで色々やらかしていましたが、何とか二回公演を終え、
打ち上げはできないご時世なので最後に挨拶をしたのですが、終えた事と感情が入り混じり泣きそうになりました。

約二年、舞台に立たなかったことはフルートを始めて以来なかった事です。
まるで初心者に戻ったかの如く、初めてのコンクールで口が乾いてしまった時のようにもなりました。
できる事と、できない事がすぐに判ったのは歳のせいでしょうか。
何とか乗り切ったこともありましたが課題が山のように見えました。

翌日は、微熱が出て(知恵熱?)宝塚ベガコンクールの本選のYouTube配信を聞いてかなりエネルギーを頂きました。たくさん素敵なモーツァルトを聞いたので、今日は私も久しぶりにさらいました。
若い頃に死ぬほどさらったので勝手に指が動いた事には安心しましたが、得意と思っていたピースでも短い間でさらったものはびっくりするくらい忘れています。
特に無調性の曲はだめ!!!

反省は山三つ分くらいあるのですが、すごくエネルギーを頂いたので、やる気が漲っています。
音楽以外にもやらなければならない事、やりたいことも沢山ですが頑張ろうと思いました。

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